梶原吉広と情熱を持った後継者スタッフ

梶原吉広さんがソーシャルゲームのパイオニアとなったのは有名な話かもしれませんね。

ソーシャルゲームといえばお馴染みのモバゲーですが、その人気ゲームを数多く提供してきたのが梶原吉広さんが創立したgloopsなのです。
元々はインターネット向けのソーシャルサービスや広告サービスを提供していましたが、梶原吉広が舵を取りソーシャルゲームの開発に着手しました。
モバゲーでの展開・運営を行い、人気ゲームを作り上げてきました。誰もがCMで見たことのあるものばかりです。

同社は、2012年に「Mobage Award 2011 Partner of the Year 2011」を受賞しています。モバゲーより、ユーザー支持の高いゲームを数多く提供した企業として高く評価され、表彰されました。この賞は、モバゲーで公開されたソーシャルゲームの中から2011年4月~翌年3月までに特にたくさんのユーザーの支持を得たゲームを生み出した企業に贈られるものです。
大ヒットタイトルを次々と生み出してきた梶原吉広さんの努力や、これまでの道のりが評価されたということでしょう。

「Partner of the Year 2011」は、2011年に新しく設立された賞なのだとか。梶原吉広さんが創業したgloopsはこの賞の受賞に際し、「大召喚!!マジゲート」にて記念キャンペーンを行ったそう。期間中ゲームにアクセスすると、回復アイテムやSSレアカード確定のガチャ券、新規アイテムの「虹色インク」をもれなくプレゼントするという内容でした。

梶原吉広さんが創業した株式会社gloopsは、2012年「TOMODACHIプロジェクト」に寄付を行ったようです。「TOMODACHIプロジェクト」は、東日本大震災からの復興をサポートしながら、長きにわたって日米間の経済的・文化的なつながりを強め、親交を深めるためのもの。両国の未来の世代に投資する官民パートナーシップです。とことん野球プロジェクトをはじめ、様々な支援を行っているようですね。

そのとことん野球プロジェクトの一環として、gloopsはMLB開幕戦の冠スポンサーとして協賛したこともあります。2012年3月28日(水)・29日(木)東京ドームで開催された試合です。梶原吉広さんは、「特別協賛社となることができ、深く感謝するとともに、社員一同誇りに思っている。毎年たくさんの日本人選手がメジャーへチャレンジする姿は、国際的な展開を目指すgloopsの企業姿勢に通じるものがある。この試合が感動を与え、記憶に残るものとなることを願っている」とコメントを寄せていました。

また、2012年5月、梶原吉広さんがスタートしたとことん野球プロジェクトの一環として行った「gloopsシートプログラム」に対して、北海道札幌市長より感謝状が授与されたそう。なんでも、東日本大震災によって札幌市に一時避難している人々へ、プロ野球の試合を観戦できる観戦席「gloopsシート」を提供するという社会貢献を行ったとのことです。

2018年現在、梶原吉広さんは退社してシンガポールで新しい事業に挑戦しています。
芸能人アイドルの山本梓さんと結婚し、家族揃って新天地での暮らしをしているというニュースが報道されたのも記憶に新しいです。

そんな新たな挑戦を続ける梶原吉広さんですが、好きな言葉を聞かれるとJリーガーの三浦知良選手が言っていた「常に何かに挑戦していれば輝きは失われない。 挑戦してその結果が成功だとか、失敗だとかではない。」という言葉を挙げていました。
どうやら起業してから身に染みた言葉だそうで、成功や失敗にこだわるのではなく、常に何かに挑戦していることで自然と結果がついてくるのだと実感したそうです。

また、梶原吉弘さんは2018年の気になるニュースとして、グノシーがスポーツ情報を提供する「グノシースポーツ」をリリースしたことを挙げています。グノシーの知名度の高さから、このアプリを利用するユーザーも増えていくのではないかと予測しているようです。

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最近の気になるニュースとしては、オールインワンでオールマイティなドキュメントアプリ「Notion」の日本でのリリースとのこと。同アプリは、メモをはじめ、タスクリスト、wikiなど色々なデータを一元管理できるそうです。多彩な表情を持つドキュメントを手軽に作成し、チームメンバーで共有可能。仕事がより円滑に進みそうなアプリと梶原吉広さんが語っていました。

そんな梶原さんの創立したgloopsではそうした挑戦心を持ったスタッフ達が今日も尽力し続けているようです。
gloopsのホームページには働いているスタッフ達の声を載っているページがあります。

 

<あの「SKYLOCK」のディレクター!ソーシャルゲームへの情熱を持つKentaro.Mさん>

就職活動時の想い出から語っているのは、人気ゲーム「SKYLOCK」のディレクターを務めている、Kentaro.Mさん。
大人気漫画ドラゴンボールの作者、鳥山明さんのお弟子さんがデザインを手掛けている人気ゲームでもあります。

gloopsとの出会いは大学での合同説明会。
『大戦乱!!三国志バトル』『大連携!!オーディンバトル』などのソーシャルゲームを知っていたKentaroさんは話を聞いてみることにしたのだそうです。
Kentaroさんは「あまり地元には娯楽がなかった。」と語っています。そういった背景からもソーシャルゲームという、どこでも出来るゲームが好きだったそうです。

確かに、ガラケーやスマートフォンさえあればどこでもプレイできるソーシャルゲーム。友達とのコミュニケーションも可能です。また、故郷の友達以外の知り合いもできます。
田舎で遊ぶものがないと感じている人にこそ、ソーシャルゲームはまさに最適なゲームと言えるかもしれません。

そんなkentaroさんがgloopsの説明会で感じた印象は自由な気風でした。
服装もいわゆるお堅い社会人という感じではなく、自由に自分のありのまま、というタイプの人が多かったと話しています。金髪の社員の方もいたそうです。
「ゲームが大好きならOK!」という採用基準が見え、そこで働きたいと感じるようになったと言います。

 

<Shiori.Oさんはオンラインゲーマー歴=人生!?圧倒的な遊びのプロ>

次の先輩スタッフであるShiori.Oさんを見てみましょう。Shiori.Oさんはネット上で繋がって同時進行で遊べるRPGにはまって、幼い頃よりゲームに慣れ親しんできたのだそうです。

そして現在ももちろんゲームが好き。そのゲーム好きが嵩じて、エンジニアとしてgloopsに入社を決めたそうです。
梶原吉広をはじめとするクリエイター達の面白いゲームが、こうして時代のゲーム作りの担い手を生み出していくのは面白いなと感じます。

そんなShioriさんは、本当にゲームが好きという感じが、そのエピソードからも伝わってきます。
仕事を早く切り上げられた日には会社の同僚と居酒屋に行く、というようなことが語られていました。
仕事が終わってもゲームの話で大盛り上がり!まだまだ次のお店へ……みたいなことがあったようです。

やはり仕事とはいえ楽しむことが大切だと、モチベーションも高まり良いものが作れるのではないでしょうか。
Shioriさんは、昔からMMORPGなどのネットゲームで遊んでいたそうです。そのネットゲームでは、多くの人が集まって一緒にゲームを楽しむ、ギルドという組織運営などをしていたそうです。
そうしたゲームの運営経験が、Shioriさん自身を成長させてくれたと感じていたそうです。
人と人の繋がりを通じて成長させてくれたゲームを自分で手掛けたいという想いが、ゲーム会社への入社を決めた理由の1つだったそうです。